Next.js チュートリアル冒頭の Falling Into The Pit of Success. を読んでみた。
next.js のチュートリアルの一番最初にある記事を読んだ感想などをばっと書いてみた。 こういう記事は読み飛ばしがちなので、たまにしっかりと読んでみる。
Enter Next.js, the React Framework. Next.js provides a solution to all of the above problems. But more importantly, it puts you and your team in the pit of success when building React applications. 引用元:Create a Next.js App | Learn Next.js
記事の内容
筆者はスタックオーバーフローの設立者で、著名なプログラマーの発言を引用しつつ「あなたの仕事は、言語、API、アプリケーションを常に再設計し、成功の穴をより深く、より広くすることだ。」ということを述べている記事でした。
短くてサクサク読めるので、詳しくは是非実際に読んでみてください。
登場した人達とキーワード
普段、こういう記事に人名が出てくると「誰だ!!」となるので調べてみました。
ジェフ・アトウッドさん。
筆者。StackOverflow の設立者。
Indoor enthusiast. (インドア派)とのことエリックリパートさん。
Facebock のプログラマー。
C# のコンパイラの設計チームや VBScript などの設計実装などに取り組んでいた人とのこと。
メモリの不具合を例にあげ、C++ を自身にとっての「Pit of Despair」と表現している。
About Eric Lippert | Fabulous adventures in codingリコ・マリアーニさん。 Facebock のプログラマー。
言語設計を説明する際にフレームワークやプラットフォームを使用して自然と良い体験を得られることを「The Pit of Success」という言葉を生み出した。ブラッドアダムスさん。 Google のプロダクトマネージャー。
https://www.linkedin.com/in/brabrams 上記の「The Pit of Success」という概念は言語設計に留まらないものだと言っている。
感想
- たまにしっかり読むと色々な示唆や学びがあって良いですね。
- DX/UXって言葉に「楽が出来る・簡単」という印象を持っていたけど「自然と正しい振る舞いを強制すること」「ミスを抑制すること」が重要だと気付かされました。(記事中の「The Pit of Success」に相当する認識。)
- 「適切に設計されたシステムを使用すると正しいことを簡単に実行でき、間違ったことを実行するのが面倒になる(不可能ではない)」という一文が凄く良い。
- この記事では作り手としての意識について述べているけど、反対に利用者としても自然と良い習慣・成功を得られるツールやシステムに触れていくことも大事だと思う。
- 朝起きてカーテンを開けるのは自然で正しい振る舞いなので、SwithBot を買う口実としてこの記事を引用したい。